クリニックの検査機器所有率

軽症で大病院を受診するのは控えてください、と言うのが厚労省の方針ですが、「うちでは検査できないので大きな病院へ行ってください」と言われることも多いのが現実です。


また、「様子を見ましょう」と経過を見ていたけど良くならないので、大きな病院で詳しく検査をしたら、珍しい病気が見つかったというケースを聞くと、「やはり、最初から大病院へ行けばよかった」と思うでしょう。



大病院でできる検査がクリニックではできないこともありますが、クリニックでの検査機器の所有率はどのくらいなのでしょうか?例えば、骨密度を調べることが可能な病院(ベッド数20以上)は全体の約66%ですが、ベッド数が20床未満の医療機関では22%です。

胃カメラは病院68%、クリニック17%です。

3.0ステラ以上のMRIを置いている病院は7%と少ないのですが、クリニックとなるとわずか0.06%と非常に少なくなります。



しかし、軟骨はMRIでしか映せません。「軟骨がすり減っていますね。

変形性膝関節症でしょう」と言われたという人もいるでしょう。これは、映っている骨の形状から映っていない軟骨の形状を想像して、判断しているのです。



想像ではなく、はっきりと軟骨がどのようになっているのか知りたければ、MRIか関節エコーと言う検査をする必要があります。

しかし、関節エコーは技術的にできる医師は限られているでしょう。

レントゲンや心電図くらいなら、ほとんどのクリニックが置いていますが、CTやMRIとなると大きな病院となるようです。

かかりつけ医は日頃の健康管理をする場所で、何か異変があればかかりつけ医に紹介状を書いてもらって、大きな病院へ行くのがベターでしょう。